ここは拍手返信や更新や小話が中心の女性向け二次創作ブログです。
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ついにデビル名倉イにバージル()まで出演してしまった悲しみをぶつけてみました。
私の知っている鬼いちゃんはそんな安っぽい悪役もどきじゃないんだ……!!
あと双子って言う割には二人の人種が違うように見えるのは私の気のせいでしょうか?
こいつら一卵性双生児じゃなかったの!?
私の知っている鬼いちゃんはそんな安っぽい悪役もどきじゃないんだ……!!
あと双子って言う割には二人の人種が違うように見えるのは私の気のせいでしょうか?
こいつら一卵性双生児じゃなかったの!?
「ないわー、マジないわー」
動画を見たダンテはピザを口に運びながら呟く。
その横では新キャラ(笑)として今回登場してしまった平行世界の自分の姿に絶望したバローダが、死んだ魚の目をして画面を見つめている。
「なんだあれ」
「姉貴、じゃなかった、兄貴だとよ」
こともなげにダンテが言うと、バローダは静かに項垂れた。
ごちん、とテーブルと額が勢いよくぶつかる音がする。
大丈夫かと声をかけようかと迷い、ダンテは哀れな姉の後ろ頭をただ見つめるだけにした。
「まず、なんだあの仮面。センスがない、あれは酷い。イカレマスクと言われても反論のしようがない」
あ、そこなんだと思いながら、ダンテは口の中のピザを飲み込み、新たな一切れに手を伸ばす。
たまにこの聡明な姉は、妙な所でボケている。
ダンテにとってはそこが可愛くて仕方がないので、何の問題もないのだが。
実の姉で萌え萌えしているダンテをよそに、隣では怨嗟の声が紡がれ続けている。
「それになんだあの登場の仕方と笑顔、嘘くさいにも程がある。どう考えてもラスボスフラグじゃないか。どうせあれだろ、自分のことを神とか言ってたおっさんを殺して「俺が神になる」とか言い出すんだろ、ワンパターンなんだよ」
ぐすっと鼻を啜る音が聞こえてダンテは興味を惹かれるが、如何せん、バローダはテーブルにまっしぐらだ。
顔が見えないのはつまらないが、無理やり見ようとすれば怒りを買うだろう。
まあ啼き顔ならいくらでも見られるからいいかと、昼間にしては下世話なことを考えながらピザを食べる。
「なにより、髪型がお坊ちゃんな感じで嫌だ。ダンテに似てないのも変だ」
それを言ったら黒髪なダンテだとか天使とのハーフだとか、つっこみどころは数多くあるのだが。
双子という設定で動画内でも明言しているのに、似ていないのは確かに問題だろう。
「閻魔刀だけが私の拠り所だ。これであの刀が閻魔刀じゃなかったら……! 泣くぞっ! 私は本気で泣くからなっ!?」
どこぞの赤い皇帝が一瞬だけ乗り移ったような姉をそうとう疲れているようだとダンテは優しく笑った。
この男、バローダが泣いたら泣いたで慌てて慰めつつも心の録画記録に収納して堪能する気満々である。
何処までも歪みないシスコンだ。
動画を見たダンテはピザを口に運びながら呟く。
その横では新キャラ(笑)として今回登場してしまった平行世界の自分の姿に絶望したバローダが、死んだ魚の目をして画面を見つめている。
「なんだあれ」
「姉貴、じゃなかった、兄貴だとよ」
こともなげにダンテが言うと、バローダは静かに項垂れた。
ごちん、とテーブルと額が勢いよくぶつかる音がする。
大丈夫かと声をかけようかと迷い、ダンテは哀れな姉の後ろ頭をただ見つめるだけにした。
「まず、なんだあの仮面。センスがない、あれは酷い。イカレマスクと言われても反論のしようがない」
あ、そこなんだと思いながら、ダンテは口の中のピザを飲み込み、新たな一切れに手を伸ばす。
たまにこの聡明な姉は、妙な所でボケている。
ダンテにとってはそこが可愛くて仕方がないので、何の問題もないのだが。
実の姉で萌え萌えしているダンテをよそに、隣では怨嗟の声が紡がれ続けている。
「それになんだあの登場の仕方と笑顔、嘘くさいにも程がある。どう考えてもラスボスフラグじゃないか。どうせあれだろ、自分のことを神とか言ってたおっさんを殺して「俺が神になる」とか言い出すんだろ、ワンパターンなんだよ」
ぐすっと鼻を啜る音が聞こえてダンテは興味を惹かれるが、如何せん、バローダはテーブルにまっしぐらだ。
顔が見えないのはつまらないが、無理やり見ようとすれば怒りを買うだろう。
まあ啼き顔ならいくらでも見られるからいいかと、昼間にしては下世話なことを考えながらピザを食べる。
「なにより、髪型がお坊ちゃんな感じで嫌だ。ダンテに似てないのも変だ」
それを言ったら黒髪なダンテだとか天使とのハーフだとか、つっこみどころは数多くあるのだが。
双子という設定で動画内でも明言しているのに、似ていないのは確かに問題だろう。
「閻魔刀だけが私の拠り所だ。これであの刀が閻魔刀じゃなかったら……! 泣くぞっ! 私は本気で泣くからなっ!?」
どこぞの赤い皇帝が一瞬だけ乗り移ったような姉をそうとう疲れているようだとダンテは優しく笑った。
この男、バローダが泣いたら泣いたで慌てて慰めつつも心の録画記録に収納して堪能する気満々である。
何処までも歪みないシスコンだ。
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