ここは拍手返信や更新や小話が中心の女性向け二次創作ブログです。
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ふぅ、結局咎狗はアニメ化されなかったんですね。
いやぁ、ドラマCDに合わせて手書きMAD書くとか、最近のニコニコは頑張る人がいるなぁ。
てっきりアニメが放送されてるのかと思いましたよ。
でもところどころ絵があれだったりして、評価は分かれる所ですね。
手書きであそこまでやってるなら十分凄いですけど。
という現実逃避は置いておいて、咎狗アニメが完結しましたね。
最終話は本当に、最初からクライマックスでした。
腹筋的な意味で。
どうしてあんなにシリアスなゲームを映像一つで台無しにできるのか。
斜めさんと作画崩壊さんは年末ぐらい休みを取ってくれてもよかったのに……。
ストーリー改悪も甚だしかったですね。
あ、ナルニコルを摂取すると発光できるようになるようです。
原作ファンだけど知らなかったわ。
結論としては、咎狗アニメなんてなかったのさ!
咎狗ファンが見た夢だったのさ!でおk?
下からは久々のBODです。
新年早々シキティ苛め。
今年はいい年になるといいですね。
いやぁ、ドラマCDに合わせて手書きMAD書くとか、最近のニコニコは頑張る人がいるなぁ。
てっきりアニメが放送されてるのかと思いましたよ。
でもところどころ絵があれだったりして、評価は分かれる所ですね。
手書きであそこまでやってるなら十分凄いですけど。
という現実逃避は置いておいて、咎狗アニメが完結しましたね。
最終話は本当に、最初からクライマックスでした。
腹筋的な意味で。
どうしてあんなにシリアスなゲームを映像一つで台無しにできるのか。
斜めさんと作画崩壊さんは年末ぐらい休みを取ってくれてもよかったのに……。
ストーリー改悪も甚だしかったですね。
あ、ナルニコルを摂取すると発光できるようになるようです。
原作ファンだけど知らなかったわ。
結論としては、咎狗アニメなんてなかったのさ!
咎狗ファンが見た夢だったのさ!でおk?
下からは久々のBODです。
新年早々シキティ苛め。
今年はいい年になるといいですね。
「さて」
散々シキに詰め寄ったバローダはあっさりと立ち上がった。
左手に大小の刀を持っている。
何気ない動作でそれをシキに投げると、バローダは一歩下がった。
警戒も顕わに刀を掴んだシキに、最早興味はないようだった。
必要な情報を得た今、彼と共に行動する理由もない。
「私は行く。お前も好きにするといい」
青いコートを翻し、彼女はドアに向かう。
「待て!」
鋭い声が背中に突き刺さったが、バローダは振り向くことさえしない。
背後の殺気が高まってゆく。
バローダは扉を開けると同時にその身を左にずらした。
ちょうど頭があった場所を銀色の刃が襲いかかる。
初撃を避けられたシキは、振り下ろした刀をバローダの首を目掛け斜め上に薙ぐ。
風を切る鋭い音がした。
血に飢えた刃は、しかし肉を断つことなく宙を舞う。
怒気と殺意に満ちた赤い瞳には、彼女の足が刀を振るう手を蹴り上げた動きを認識できなかった。
じんと響く痛みと共に、手放された刀と上げたままの足がシキに現実を知らしめる。
相手が只の人間でないことはわかっている。
だがこうも容易くあしらわれ、どうでもよい存在のように放置されるのは、王のプライドが許さない。
「おのれっ!」
今の攻防だけで十分に実力差は見えている。
それでも向かってくるシキにバローダはため息を吐いた。
「やめてくれ。自殺志願者の相手は趣味ではない」
シキとて弱くはない。
むしろ只の人間としてはかなりの強者だろう。
レディでもこの男には敵うまい。
おそらく悪魔相手でも、ヘルシリーズ辺りならば囲まれても善戦するはずだ。
だが、それだけだ。
人と悪魔との間には大きな隔たりがある。
それは単純な身体能力だけでも顕著なものである。
例えばバローダは大型バイク程度ならば片手で持ち上げられる。
マシンガンの弾丸を見切り、刀で弾くことができる。
心臓を貫かれてもすぐに再生する。
多少の差はあれども同じ血を分かつダンテとて同様だ。
常人が敵う筈もない。
「わかっているだろう?」
強者は相手の実力を測ることにも長けている。
シキ程の実力者ならば、バローダに勝てないことは容易に理解できることだ。
無意味な戦い、ましてや相手が殺されることを前提にかかってきている。
なんとつまらないことだろう。
バローダには殺す気も戦う気もなかった。
「俺は……俺はっ!」
「いい加減にしてくれ。お前の我がままに付き合ってやれるほど暇じゃないんだ」
シキの葛藤を斬り捨てる。
高すぎる自尊心はバローダに苛立ちすら覚えさせた。
冷静を装っていたが彼女は知らずの内に焦っていた。
元の世界に早く戻らなくてはならない。
その手段を探すための時間をいつまでも彼のために割くほど、バローダはお人よしではない。
「死にたければ勝手に死ね」
情報を得るために連れて来たが、面倒な人間に当ったようだ。
バローダは目を見開いたシキの顔を見ることなく、ドアから滑るように外へ出る。
重い音を立てて閉じたドアの向こう、男の慟哭が聞こえた気がした。
久々なので短めでシリアス風味。
リンもそうだけど、シキも割と自殺志願者に近い気がします。
似てるのは服のセンスと髪型だけじゃなかったのね……。
さて、次のお相手は誰がいいかな?
散々シキに詰め寄ったバローダはあっさりと立ち上がった。
左手に大小の刀を持っている。
何気ない動作でそれをシキに投げると、バローダは一歩下がった。
警戒も顕わに刀を掴んだシキに、最早興味はないようだった。
必要な情報を得た今、彼と共に行動する理由もない。
「私は行く。お前も好きにするといい」
青いコートを翻し、彼女はドアに向かう。
「待て!」
鋭い声が背中に突き刺さったが、バローダは振り向くことさえしない。
背後の殺気が高まってゆく。
バローダは扉を開けると同時にその身を左にずらした。
ちょうど頭があった場所を銀色の刃が襲いかかる。
初撃を避けられたシキは、振り下ろした刀をバローダの首を目掛け斜め上に薙ぐ。
風を切る鋭い音がした。
血に飢えた刃は、しかし肉を断つことなく宙を舞う。
怒気と殺意に満ちた赤い瞳には、彼女の足が刀を振るう手を蹴り上げた動きを認識できなかった。
じんと響く痛みと共に、手放された刀と上げたままの足がシキに現実を知らしめる。
相手が只の人間でないことはわかっている。
だがこうも容易くあしらわれ、どうでもよい存在のように放置されるのは、王のプライドが許さない。
「おのれっ!」
今の攻防だけで十分に実力差は見えている。
それでも向かってくるシキにバローダはため息を吐いた。
「やめてくれ。自殺志願者の相手は趣味ではない」
シキとて弱くはない。
むしろ只の人間としてはかなりの強者だろう。
レディでもこの男には敵うまい。
おそらく悪魔相手でも、ヘルシリーズ辺りならば囲まれても善戦するはずだ。
だが、それだけだ。
人と悪魔との間には大きな隔たりがある。
それは単純な身体能力だけでも顕著なものである。
例えばバローダは大型バイク程度ならば片手で持ち上げられる。
マシンガンの弾丸を見切り、刀で弾くことができる。
心臓を貫かれてもすぐに再生する。
多少の差はあれども同じ血を分かつダンテとて同様だ。
常人が敵う筈もない。
「わかっているだろう?」
強者は相手の実力を測ることにも長けている。
シキ程の実力者ならば、バローダに勝てないことは容易に理解できることだ。
無意味な戦い、ましてや相手が殺されることを前提にかかってきている。
なんとつまらないことだろう。
バローダには殺す気も戦う気もなかった。
「俺は……俺はっ!」
「いい加減にしてくれ。お前の我がままに付き合ってやれるほど暇じゃないんだ」
シキの葛藤を斬り捨てる。
高すぎる自尊心はバローダに苛立ちすら覚えさせた。
冷静を装っていたが彼女は知らずの内に焦っていた。
元の世界に早く戻らなくてはならない。
その手段を探すための時間をいつまでも彼のために割くほど、バローダはお人よしではない。
「死にたければ勝手に死ね」
情報を得るために連れて来たが、面倒な人間に当ったようだ。
バローダは目を見開いたシキの顔を見ることなく、ドアから滑るように外へ出る。
重い音を立てて閉じたドアの向こう、男の慟哭が聞こえた気がした。
久々なので短めでシリアス風味。
リンもそうだけど、シキも割と自殺志願者に近い気がします。
似てるのは服のセンスと髪型だけじゃなかったのね……。
さて、次のお相手は誰がいいかな?
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