誰も得しないENDING

はいはーい、ホントに誰得なエンディングを思いついてしまったのでネタ出しです。
ネタだけ語っていきます。
またバッドエンドかとか言わないでください、自分が一番思ってます。
メリーバッドエンドが好きだから仕方がないね。
でも今回はそんなにバッドエンドじゃないですよ。
ネタ詳細は続きから。

悪魔を殺して殺して殺し続けて、ダンテと姉さまが救われる日がくるのだろうかと思ったら、そんなわけはなかったぜなネタです。
冷静に考えて、半魔っていつまで生き続けるんでしょうね。
このネタでは悪魔の半分＝とりあえず1000年はいけるね！という感じで。
悪魔を倒し続けて人間界に進出できるだけの高位悪魔がもう魔界にいなくなって人間界と魔界の境界を強くしたら、二人に行き場所ってあるんでしょうか。
これは違うジャンルの二次創作でよく見たんですが、平和な世界に強い人間以上の生物がいればそれが次の戦争を呼ぶ、そうでなくても人間はいつ次はこちらに牙を剥くか恐れる、っていうのはよくありますよねー。
ダンテと姉さまも多分迫害の対象になってしまうんではないでしょうか。
ただの人間として生きようとしても、何年経っても見た目が変わらない、目立つ双子って長く一か所にいられないですよね。
その内噂とかになって色々ありそうだし。
原作ネロにとってのキリエみたいに明確に執着のある人間がいればまあ多少は緩和するのでしょうが、うちの双子に限ってはそれが互いなもので。
その分、原作ネロはキリエが上記ドロドロに巻き込まれて殺されると人類抹殺に走りそうで怖いんですけどね。
追ってくる人間を殺せば更に危険視されるし、どっかの国に捕まれば兵器として飼殺されるのはわかってるし、それでもトリッシュみたいに割り切って放浪できるほど孤独に強くはなれそうにないし、やっぱり半分人間だから人間を信じたい気持もあったりなんだり。
割とギリギリだったところで裏切りイベントが起こったりすればいい。
もしくは純粋な人間の友人知人が全員寿命とかその他要因で亡くなってて、その子孫が自分を捕まえるor討伐に利用されたりして。
もう疲れて心をすり減らしていく姉さまを見かねたダンテが「もう魔界に行こう」って提案すればいい。
最初は戸惑ってた姉さまも、直接的な知り合いはほぼ死亡＋他の知人は自分たちがいた方が危険（人質や囮に使われる）のを経験上知っているので頷きます。
全然接触してなかったネロの子孫（多分10代後半から20代）の前にマントとかで姿を隠して現れて、閻魔刀（姉さまからネロに譲渡され、そこから受け継がれていた）を奪い、逃走。
閻魔刀は所有者が姉さまでない間は喋らないという、閻魔刀さんマジ一途な従者。
行き先はマレット島です。
何だかんだで一番魔界に近い場所だと思います、崩壊してるけど。
崩壊してる城の中で寄り添う二人を見つけるネロの子孫。
「閻魔刀を返せ！」って迫るんですけど、その閻魔刀に弾かれる。
「元々これは私のものだ」って言いながらマントを剥ぐ姉さまとダンテ。
驚いてる子孫に「もう私たちは人間と生きることに疲れた。死を見守り続けるのにも飽きてしまったよ」って感じで姉さまとダンテで魔界への道を開き、降りてゆく。
最後に姉さまが少しだけ振り返って「さようなら、ネロ」って言う言葉で子孫が何か言いかけるんだけど、ダンテに手を引かれて魔界に降りていっちゃう。
んで魔界の扉が閉じて終わり。
もちろん姉さまは追って来たのがネロでないことは知っていて、でも似ていたから息子の名前を呼んじゃった的なあれです。
ネロは人間と同じ寿命だったのでもういないってことで一つ。
というかそうじゃないとキリエと結婚したと仮定したらあんまりにも可哀想です。
タイトルに誰も得しないとか書いてますが、ダンテだけは得している気がするのは気のせいでしょうか、気のせいですね。
この後は二人で魔界を支配して平定して、二人で魔帝になっちゃいそうですね。